出っ歯を治す方法としてポピュラーなものとして矯正があります。差し歯を使う方法も人気ですが、必ず歯を削らなければならないことが欠点です。歯並びの状態によっては矯正でも歯を削ったり抜いたりする必要がありますが、必ずしもその必要はなく実際に歯を削ることなく矯正を実現している人も少なくありません。しかし、矯正治療の欠点は矯正具が前からに見えてしまうため、治療中人前で口を開けることが憚られるという点にあります。最近の矯正具は目立たないようになっていますが、ステンレス製のワイヤーはどうしても目立ちます。
人前で思いっきり笑うのは健康上好ましいことですし、いつも口を閉じているとかえって不自然です。矯正治療をしていることを気にしない人もいますが、出っ歯の人が自分の欠点を公表しているようなもので抵抗がある人も少なくありません。そんな人のためにこっそり出っ歯を治す方法があります。裏矯正という方法です。裏矯正という名前から何かいかがわしいものを想像する人もいるようですが、そのようなことはなく歯の裏側から矯正具を装着するため、表から見ても目立たないのです。
前から見てあまり目立たないため、最近ではほとんどの方がこの裏側矯正の方法で治療をしています。欠点は特にありませんが、歯の裏側に異物が入るため舌の位置が決まらず発音がしにくくなることがあります。もっとも、人によりますが半月ほどで発音のコツがわかるので問題はありません。英語の学校に行っている人は気を付けた方がいいかもしれません。
しかし、この裏矯正の方法は、出っ歯を治す方法として画期的な方法です。出っ歯の人の悩みはそのコンプレックスにありますが、自分は出っ歯など気にしていないと強がっている人も少なくないのです。そのような人は他人に自分が治療をしていることを知られたくなく、自然に出っ歯が解消されることを願っているのです。そのような人にとって出っ歯を治す方法の裏技として使えるこの裏矯正はもってこいの方法なのです。
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